こんにちわ。アラフォーで、最近適応障害→発達障害になったかんじです。
今年の4月まで会社に在籍していたのですが、仕事の覚えが悪いのと、自分でもちょっと思い当たるところがあるから、自分でいろいろ調べたら、これは発達障害かもしれないなと思い、病院に通ってます。
発達障害とは何か、調べた範囲で何か書きたいと思います!
このHPもいろいろリンクを張ってますが、基本的に収益化を目指すというよりは、手に職をつけるためと自己分析のために活用しております!
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よく言われているのは、シナプスの数が普通の人よりも多いというか、発達段階で普通の人はシナプスが減少して機能的な脳になるそうです。
しかし発達障がい者の脳のシナプスはそれが行われておらず、些細な刺激でも敏感であったり(感覚過敏)、何か一つのことに集中できない(多動性)、またマルチタスクができないという作業性の特性があるようです。
発達障害的な特性を見極めるのは、心療内科がご専門でも基本的にかなり大変らしいです。たぶん最近研究で分かってきたことが多いのでしょう。アメリカでは発達障害の研究予算規模がかなり大きいようで、欧米の研究が進んでいるようです。
下手をすると、発達障害ではなく、別の精神障害と診断されて治療を受けても改善がされないなんていうことがあり、そうなってしまうと、時間とお金が全く無駄になってしまいます。もちろん、逆のケースもあるかもしれませんね。
いくら優秀なお医者さんでも問診だけではわからないですから、診察を受ける前に自分をもう一度、精査して自分はこういう人間ですと、説明できるようにするといいでしょう。
僕は記憶が抜けることもあるので、紙に書いて渡すなり、パソコンで書いて、コンビニでプリントアウトしたものを持って行ったりしています。
また適切な医療機関やその他の支援窓口に相談することが、適切なサービスにつながるので、情報集めは死活を分けると思った方がいいです。
なので、人に聞きまくって近くに発達障害が得意な分野のお医者さんや病院、クリニックがないか、調べてみるといいと思います。
それと、豆知識ですが、よく本で書かれているんですが、アスペルガー障害とは今は言わないらしいので、そういう言葉を使っている病院には行かないようにしています。
この前、心理検査を受けてきました。場所は本郷の東京認知行動療法センターです。
大きな研究施設かなと思ったんですが、割と普通のアパートみたいなところにありました。
まあ場所は本郷なのでちょっとセレブっぽいビルの中にありました。
僕はサングラスをかけたまま心理検査をやろうとしたのですが、意外とそういう人はいないらしく、珍しいですねと言われました。
発達障害は基本的に感覚過敏がないと発達障害とは診断されないはずなのに、意外とサングラスをかけている発達障碍者は少ない気がするんですよね
僕が通っている就労支援施設にもまったくいないのは不思議です。まあ僕はサングラスをかけた方が能率が上がるのでかけているし、運動能力も向上するので人にぶつからなくなります。それくらい顕著です。
さて、結果から言いますとかなり偏りがあるみたいでした。言語能力に関しては人よりも上ですが、運動能力みたいなところは人よりも下という感じです。
まあ僕も定型発達の方がどんな自己の感覚を持っているのかわからないのですが、検査をしてくれたカウンセラーさん曰く、わりと顕著な結果のようでした。びっくりです。その凸凹を平均すれば人並みですが。
確かにその結果を受けて、よくよく考えてみると、僕は思考のスピード自体は速いのですが、それを解釈したり、話そうとする動きが遅いので、人に鈍重な印象を与えているなと思いました
何か人に自分の苦手なものを伝えるには何か工夫が必要です。だいたい僕はあらかじめ紙にタイプした自分の困った感じを持っていくようにしています。口で話すのが苦手だからです。
図らずも普段やっていることが自分にとって一番良いことなんだな、と妙に納得することができました。
発達障碍者のなかには、大学や高校までうすうす自分はほかの人とは違うかも、と思いながらも無事卒業でき、社会に入った途端に不適合を起こして発達障害だと診断されるケースがけっこう多いと思うんですよね。
僕もまあそんな感じではありますし、もっと言うと大学のころから不適合を抱えていた感じですが、勉強が出来てしまったがゆえに問題なく卒業ができてしまったということなんですね。
つまり発達障害は一つのことに秀でているケース、がわりとあり、ただそのケースが通用するのが大学までになることが多い印象です。
大学の評価軸の中に点数主義がありますが、発達障碍者は点数主義とはそこまで相性が悪くはないと思われます。中にはそれが客観的な理解であると思っている人もいるでしょう。
そして確かに社会は画一的な行動を求められるし、常識の共有も求められるケースはあるでしょう。もちろんそれがすべてではないとはいえ、大きな負担になることは想像に難くないでしょう。
発達障害の人ができないことは、普通の人がなんとなくできているようなことが苦手となるケースが多いです。たとえば敬語の使い分けや、メモを取る、ということが苦手な人も一定数いると思われます。
発達障害の人ができるけれど、行動するまでに理解するのが難しいケースと、理解はできるけど、行動が難しいケースの両方があります。
前者の問題は常識的な問題を含んでいることでしょう。つまり、世間やそのグループでは常識だと思われていることが、理解できない、理解できたとしても納得しづらい問題があります。
具体的には自己紹介をしたり、他人を紹介する時に、紹介そのものに気が回らなかったり、何を言ったらいいのかわからないような問題があります。
そして後者の問題、必要性を理解しているのになぜできないのか?たとえばワークメモリの問題があるとは聞いたことはないでしょうか。
短期記憶が低いので、自分の言おうとしていることを忘れてしまったり、作業するための記憶の蓄積が難しい点があるのかもしれません。
前者の場合は、ある程度の認知療法みたいなもので改善できますが、後者の特性による困難な作業の場合には、軽減策や極端な場合できないから別の作業に配置換えをするみたいなことまでを求めるべきかもしれません。
なかなか現代では、会社に入社して、自分の仕事を自分で決めるということはできなくて、自分の仕事は他人、上司や会社の方で決めるということはよくあると思います。
こういう自主性を評価する仕組みのない会社では確かに僕が思う発達障碍者は生きづらいかもしれません。
まとめますと、大学のころは点数主義や試験による適正があったため、発達障碍者は問題がないようにみえたかもしれませんが、社会に出たときに、会社中心主義のようなものとの折り合いが悪い、不適合がでてしまい、
周りから、なんでそれができないのか?本人が怠けているのではないか?と思われ、人間関係がボロボロになってしまい、結果的に不適合になり、発達障害の診断を受け入れざるを得ない場合があるということです。
ここで見出すべきケースは社会における不寛容さもあるのですが、問題を抽出してみると二つあると思います。
一つは会社の判断に従わないといけないという会社主義と周囲の人間からの影響力が本人の能力を規定するかのような環境主義です。
偏見かもしれないのですが、わりとこの2点は日本型企業では多く、外資系では少ない印象があります。
外資、特に欧米系では個人主義ということもあるので、会社主義の影響は無視できないと思いますが、環境主義はあまり浸透していないかもしれない。
すくなくとも僕の認識では欧米型企業の発達障碍者の問題が顕在化する要因が少ないのではという仮定を得ることができました。
もちろん日本でも環境要因を変えようとしていると思う節はあります。それはたとえば障碍者を普通の職場よりも多く採用する、特例子会社などの存在です。
そこでは周囲の人間は同じ特性ではないかもしれないが、障碍者のみなので、周囲の人間から突き上げを受けるケースは、少なくも障害要因による突き上げは少ないのではないでしょうか
最後にまとめてみますと、健常者も含め、働く環境は快適な方が問題は起きにくいというのは当然だと思うのですが、障碍者の場合は、そもそも現在の会社主義の中では不適合を起こしやすく、社会や会社も変わる努力はしていると思うのですが、まだ不十分ではないことが挙げられます。
つまり、別に誰が悪いわけではないのですが、発達障碍者は社会に出たときに顕在化しやすいということがあるように、会社主義の中ではそもそも適合しにくい問題があるので、いろいろと就労支援などで自分の適性や問題を認識して自己対処する必要性があるというわけでした。
日本の行政は申請主義だからあまり良くないという批判があります。正直僕もそう思っていました。
たとえばウツになったとして、何もできないような精神状態や肉体状態になったとしても、それでも本人が申請しないといけないというのが申請主義です。
まあ厳密にいえば行政書士さんに代行がお願いできるかもしれませんが。。そのあたりは詳しくないので。
で、僕も適応障害という診断だったので、ハローワークさんの手続きは書類を郵送するだけで済みました。ありがたいですね。
そして、今回お医者さんから頂いた診断書を持って行って、無事、自立支援医療の申請が終わりました。
これは、限られた病院と薬局に限って本人の負担が三割負担から一割負担になるというものです。
ざっくり僕の場合は、月2回通院をしないといけないのですが、一回当たり1500円と同じくらいの薬代がかかってました。
これが1割負担になるので、だいぶ軽減されるなあと思いました。
そして目標は障がい者手帳を取得したうえでの障がい者就労を目指します!上手くいくかわからないんですけどね。
申請主義はあまりよくないと言われています、そりゃそうだよ、本人が動けなかったらどうしようもないからね。
でも確かに行政から見れば、誰に医療支援が必要で、誰がそうではないという選択はそれこそ行政だけでは難しいのも今回わかりました。
コロナ支援金や生活保護なども申請主義で、よく後者の場合は窓口ではねられてしまう、ということがあるみたいですが、それにも関わらず不正受給が問題視されてしまうのは、おそらく多くの人が申請主義の支援を受けていないのではないか?と思います。
一度でも支援を受けたり、申請が通ったりすると、やはり支援が必要な人が申請する、という制度そのものはある意味仕方がないし、制度そのものも決して悪用されていないだろう、と僕は思うんですよ。
まあ当然ですが、制度の悪用はかなり問題です。それは詐欺罪になるのだと思います。そして僕たちは生活保護受給者すべてがそうであるような印象操作には反対しないといけないのです。
実は就労支援通っているんですけど、そこでやっていることが良い取り組みなんです。
例えば、リフレーミングや問題解決、アサーション、アンガーマネジメントといった具合です。これは障害を持っていない人もやった方がいいような感じです。
これらに共通するものってなにかあるかな~、とそこまで自覚的ではないんですが、調べてみるとアドラー心理学に行きつきました。
アドラー心理学の影響を受けて、リフレーミングとか発達したんではないか、ということらしいです。
で、実際本を読んでみると確かに面白かったです。
アドラー心理学 で有名なのは、例えば「嫌われる勇気」があります。これもまだ読んでないんですが、読みたいですね。
僕が読んだのは 「もしアドラーが上司だったら」のkindle版です。読書メーターには辛口のコメントを書いてしまったのですが、これはなかなかいい本でした。
物語仕立てで話が進むのでわかりやすいですね。ただ読書メーターにも書いたようにややジェンダー観が気になる感じです。
僕が目からうろこだなと思ったのは、あまりアドラーは関係ないのかもしれないのですが、著者自身が気づかれた、企業と家族との生活の違いみたいなそういう違いでした。
理想的な家族生活は人格が尊重され、手段としては使われないと思うのですが、企業ではその逆で手段として使われてしまうことがある事ですね。
著者はそれを社会学的なゲマインシャフトとゲゼルシャフトを導入して議論しています。要は家族生活では信頼の関係だけど、企業では信用の関係なんだということです。
つまり企業では約束を守るというか、実績を上げないと信用されないということなのですが、これは僕は気が付いていませんでした。
まあ当たり前なことなのかもしれませんが、企業で働くということは、そういうことなんだなあと過去によく合ったすれ違いを思い出しながら納得しました。
もちろん本筋のアドラー心理学のお話にも学びがあり、自分の課題と他人の課題を分けること、などはすごく参考になりました。
発達障害の特徴としては(自分もそうなのですが)、自分と他人の区別がつきづらいみたいな特徴があるかと思います。他人の感情に支配されたり、自分の感情や思い込みから他人をこうだと決めつけたりすることです。
だから自分と他人との境界があいまいな感じはあるのですが、この自分と他人の課題の区別をやると、それが少しはっきりしてきます。
他人の存在そのものをどう考えたらいいのだろう?という問題は残るのですが、自分と他人との距離を作る上での一つの参考になる気がしました。
新しく薬が処方されました。インチュニブでした。確か2017年から成人も保険適用になり使える薬になったそうです。
最近できた薬だそうで、薬価が高いです。アトモキセチン14錠+インチュニブ7錠くらいで2000円でした。これで3割負担なんです。
一応、自立支援を申請して1割負担になったのですが、証明書が発行されるのが2~3か月後ということで、それまでは使えないところもあるそうです。
使えないというか、後になった請求すればお金を返しますよという仕組みにしてくれるそうです。(それも薬局さんごとによって違うらしいので要注意です)
で、インチュニブを飲んだのですが、なんとなく違和感を感じていたんですが、いつも通り自立支援へ行こうと電車に乗りました。
立ちっぱなしで40~50分くらいになったら、AppleWatchから血圧上昇の知らせがあり、運動してもいないのに脈拍が120くらいになりました。
普段ですと、70~90くらいの間なので、確かに高かったです。それに伴って気分が悪くなり、電車の中でしゃがみました。
しゃがむと血圧が落ち着く感じではあったのですが、途中駅下車して、電話で駅員さんに連絡してもらい、医務室で少し静養していました。
1時間ほど寝てましたら、脈拍も落ち着いてきたので、しばらく様子を見て、就労支援所へ通所しました。
その日は一日中、なんとなく立っているのが辛くなり、帰りの電車でも椅子の高さが若干高めでそれで気分が多少悪くなりました。
効き目は結構あり、頭の中がすっきりする感じがあるのですが、自分的には身体的には負担があるので、外出しない日があればその日に飲んだ方がいいのかもしれません。
お医者さんに連絡をしたところ、夕方に飲むか、本当に辛かったら2日に1回でもいいという話でしたので、しばらく様子を見ようかと思います。
若干、私は心臓はあまり強い方ではないのかもしれませんね。
健康診断では引っかかったことはあまりないのですが、なんとなくそんな感じです。(小学生のころ一回だけ心臓検査で引っかかったことがあります。)
なので私みたいに、若干心臓の方が弱いか、普段の血圧が低い方はもしかしたら副作用がでるかもしれないので、様子を見ながらがいいのではないでしょうか。
追記・お医者さんに確認をしたところ、子供でも飲んでいるから大丈夫ですよ^^、とのことでした。確かに最近副作用?が緩和しています。
実はインチュニブを午前中に飲んだのは前回のツイートが最初だったのですが、お医者さんからはしばらくは夜間に飲もうという指示があり、体に慣れてもらう目的で夜間に飲んでいます。
だいたいそれから3週間ほどたって、そろそろ朝飲むようにしようかなと検討してます。副作用的な倦怠感もだいぶ収まり慣れてきたように感じます。
というのも最初飲んだ時の効果が素晴らしくよかったからでした。(今は多少記憶が薄れておりますが^^;)
ではどんな効果かというと、多動性がアトモキセチン(ストラテラ)だけの服用時よりも、自分の感覚がしっかりしており、相手の感情についても自然と認識できそうな気がした、というものでした。
どういうことかというと、普段あまり人を見ても感情的には特に感じないのですが、飲んだ時は自然と人に話しかけようという気持ちになったことです。
いまここにいることの実感がわいた、という感じです。
さて、まだ一回だけの午前中服用でしたが、気が付いた点がいくつかありました。
それはADHDの状態とは、決して簡単なものではなく、自分で思っているよりも意識に対して及ぼしている影響は大きいということでした。
まあ当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、改めて自分の障害特性に気が付けたような気がします。
つまり、常にそわそわしている感じがあるので、注意がそれやすいと思っていましたが、想像以上のそれやすさなんだということを、気が付くことができました。
それと、自分の中の衝動がうるさすぎて他人の気持ちを気遣う余裕がないことに気が付きました。
つまりインチュニブを飲んで自分の中の意識がよりはっきりして、まるで凪のような意識の状態を経験することで、普段自分にとっては普通と思っていたことが実はそうではなかった、ということに気が付くことができたということです。
多少大げさに感じるかもしれませんし、僕も一回だけの効果なので正確な理解ではないかもしれませんが、それがファーストインプレッションでした。
ここを経験することで、僕は実は感情を認識するレパートリーが少ないのではないか?という気付きに発展することができました。
薬を飲めば他人に対しての共感性が増すのかもしれませんが、僕の不断の状態があまりに感情的に貧しいということがわかったんですね。
改めて自分を振り返ってみると、怒りとか性欲とかの強い感情は感じるのですが、人間的に微妙な感情についてはあまりピンと来ていない、そんな感じです。
それなので僕としては薬に頼ってもいいけど、自分でも対処ができるよう、感情についての学習をちょっとやってみようかなと思いました。2022/07/22
※追記、お医者さんに見て頂いたら、インチュニブ飲んで共感性が上がるということはないかな、ということでした。確かに服薬しただけで共感性が上がったら、ASDにも効く薬ということになりますね。
現状、ASDのお薬はないということなので、早く開発&認証してもらえたらありがたいと思います。
追記2 インチュニブですが、朝飲んでも夜飲んでも効果的にはそんなに変わらないということでした。徐々に効く薬なんですよね、とお医者さんはおっしゃってました
最近、そろそろ通っている就労支援のステージが就職ステージに変わりそうで、その準備をやってます。だいたい移るのは8月中旬くらいかもですね。
それで考えてみると、障害者雇用はいまとてもニーズがあるかと思います。様々な企業様が検討していただいてて感謝ですね。
障害者が障がい者雇用で頑張る上で大事なのは、自分の特性を理解していること、社会的な常識を理解していること、会社の人間関係に不適合を起こさないか、ということだと感じます。
私自身はその枠で働いた経験がなく、まだ聞きかじっただけなんですが。
ただ就労支援で受けている訓練(訓練内容は各々違うようですが)を受けて、個人的には人の話を聞く力、人の感情を害さずに主張するスキル、自分の感情の制御などについては驚くほど改善しました。
大学は出ているけれど、新入社員枠で働いたことがなく、いわば社会へ入る入口でずっと躓いてきた人間としてはこれはありがたいことです。
色々求人を見ても本当に様々な求人があるようです。詳しくは障がい者専用の求人サイトを見ればわかりますが、僕もいろいろ目星をつけてきています。
この業界で頑張ったら給料上がるかなとか、ほかが落ちてもここに入れたらまあ良いんじゃないか?とかですね。
発達障がい者のお仕事としてはおそらくデータ入力みたいな仕事をイメージされている方も多いとは思います。それはそれでいいのですが、データ入力はそこまで簡単な仕事ではないと思います。
まずプログラミングと比べて自動で正しい構文とかをチェックしてくれるわけではないので、注意欠陥がしやすいタイプだとこれはちょっと難しい気がします。
逆にASDタイプみたいな人だとルーチンワークが得意なので長く続くのではないかと思います。そういうイメージはあります。
余談ですが、ASD傾向が強い(ここでは自分のルールのこだわりが強い人という意味くらいですが)だと就労支援の通所がすごい辛そうなんですよね。週数回みたいな人もいます。
リモートで通所を受けられる環境がもっと増えたり、環境整備にお金をかけられれば変わってくる人もいるかとは思います。
僕自身が通っている就労支援もリモートの質がそんなに良くないです。支援員さんはとても熱心に支援してくださり、有難いのですが、もっと仕組みを変えないと無理かもなと思います。
そのあたり実は借金玉さんの本にも書いてあってすごい参考になりました。
リモートワークの導入で、こだわる癖の強いASDタイプの人は慣れた自宅からだから順調そうで、ADHDタイプは外出による気分転換ができないから辛そうだみたいな話がありました。
確かに自分はADHDだから、リモートワークは向いていないかもしれない。そもそも部屋の片づけもあまりできていないということもあります。
でもリモートワークを頑張りたいのでちょっと部屋の片づけ等も頑張ってみようかなと思いました。もし私が採用する側だったら普段仕事する環境がどんな感じなのかってすごい気になると思うんですよね。
さて、Twitterの方だと、借金玉さんの自動思考がネガティブという指摘をしたところ、ご本人からツイートを頂いたんですが、僕が言いたかったことは振り返りの自動思考がネガティブかなと思いました。
双極性障害ということもあり、特性上かもしれませんが、自分のネガティブさをリフレーミングすることでもう少し楽に生きられるのではないか?と思ってのことですが、どうも上手く指摘できなかった気がします。
(人に勧められて読んではいたのですが、確かに最初から借金玉さんへのネガティブな僕自身の認知がありました。そこは素直に言いたいと思います。ごめんなさい。たぶんたまたま見たTwitter由来でそんな印象をもってしまったようなので、先入観ありのレビューはちょっと反省したいですね。)
そのあたりのことは次回の課題ということで、この辺にしてみます。
よくわからないのだが、僕は物心がついてからというもの割と誰かを殴っていたらしい。
小さい子供の時は噛み癖があったらしく、いとこたちに噛みつき、小学生は喧嘩に明け暮れていた気がする
体も大きかったのでわりとガキ大将的な気がしていた。ちなみに小学生の時によくケンカをしていた同級生は暴走族に入って親衛隊長になったらしい。
さて、僕は最近インチュニブを飲んでからというもの、相手の感情を感知することが難しいという点に気が付いた。
他者への共感性に乏しいということから、割と平気で暴力とかやっていたのだろうか。もちろん、最近では暴力をしていないが、何で暴力が止められたのだろうと振り返ってみた。
というのは、アニメ制作時代はストレスからか、よく怒りをぶつけていた気がするし、机に思いっきりこぶしをたたきつけるなどの問題行動をしていた。
今から5年くらい前の話ですね。
それではいけないと思ったのだろうか、その時の知り合いから教会を紹介されて、洗礼をし、通い始めた以降はあまり問題行動を起こしていないことに気が付いた。
あまり深くは知らないが、キリスト教は暴力も禁止だし、酒もとりあえず飲まないようになった。
また人とのかかわりが増え、様々な人とのコミュニケーションが相手に対しての配慮を生むようになったのかもしれない。
ほかにも認知行動療法の本の中には、ストレス軽減策の中になんと「神に祈る」という項目があってびっくりしたことを覚えている。日本もリバイバルが来たのか?
話を戻すと、教会に通うようになってからの僕は大人しくなった気がする。
とはいえ、昔の怒りがフラッシュバックでぶり返したときは言葉の暴力とか家族にはしてしまいがちだし、危険な精神状態はなくはない。
さらにクリスチャンとして発展することで、そのような認知の歪みを修正することができるのかもしれない。そういう手ごたえは日々感じている。
発達障害の特性の一つに心の切り替えが難しいというのがあるらしい。
僕自身が最近やっていることは、行動の切り替えに将棋ウォーズをやっています。
一番最初に気が付いたのは、朝起きぬけに将棋をやると、頭がすっきりするので、習慣としてやっていました。
その後、ひょっとしたらやりたい行動の前に将棋をすれば、苦手だった行動ができるのでは?と感じました。
実際やってみたらとても頭の切り替えがうまくいき行動がスムーズになるので、自分でも驚いています。
問題点としては、1局終わるのに、持ち時間がお互い10分なので、15分くらいかかるのがネックですね。
持ち時間3分にすればお互いで6分なので、それくらいがちょうどいいのかなと思いますが、それだといまいちやった気がしないのでもっとやりたくなります。10分くらいがちょうどいいです。
昨日も、洗濯物を干さないといけない時、だるいなと思ったのですが、将棋をした後にきちんと行動に移すことができてよかったです。選択を干すのが明日にならずに済みました。
現状としては、これに代わるものがないのでしばらくは行動のトリガーに将棋を指してみようかと思います。
読んでいただきまして有難うございます!
ちなみに今下の本(「ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本」)を読んでいますが、結構いい本だと思いました。ぜひ図書館などで借りてみてください。
その他、「やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ」もいい本だと思いますので、こちらは電子書籍がkindleアンリミテッドにありました。
はい、お疲れ様です。ハンギです。実は8月頭からコロナに掛かってしまい、約1か月振りの更新です。
高熱が出たのはほんの数日でしたが、熱が引いた後に咳がかなりでるので、周りに相談したら、私もコロナだったという人がいて、PCRをしてみたらコロナだったということでした
軽い症状で何とかなる人も多いと思いますが、それで医療体制がひっ迫しているので、出来ることなら、大人しくしたいのですが。。
一応毎日、電車に乗り、就労支援に通い、就職活動に向けて頑張らないといけないのです。
あと教会ですね。教会も結構コロナ出ているから、本当なら集会を自粛して気を付けないといけないんですよね。。
やっぱり宗教はちゃんと信仰心を保つっていうのは人と会わないと維持が難しいっていうのは、みんななんとなく気が付いているんだと思います。
だからどうしても集会をしないと、信仰心を保てない人が出てくる。だから集会をする→コロナが止まらないという現象も一部では起こってます。困ったものです。
さて、インチュニブの分量を3ミリgにしましたら、すごく効果が出ました。
効果の出方がアトモキセチン(ストラテラ)と全然違うんですね。アトモキセチンはやや頭が痛くなる感じがしますね。
インチュニブはそれに対して穏やかに効く感じで、以前の薬を飲む前の自分との連続性を感じるんですよね。
アトモキセチンは別人みたいな状況になるんですが、インチュニブは懐かしい感じ、以前の自分を思い出す感じがあります。
個人差があると思うのですが、僕が思うインチュニブの効能は、注意力が増した感じがすごくします。
以前の自分は結構気が散りやすかったのですが、今は気が散らないわけではないのですが、けっこう注意力が出てきたような印象で、頭の中がしっかりする感じです。
かといって、それが過激には出ずに、気持ちも余裕が出ています。
雑な比較ですが、アトモキセチンの時は自分の気持ちが固体だったのですが、インチュニブを増やしてからというもの、気持ちが液体になったような感じがします。
気持ちに角が取れ、動きづらい気持ちがつかえがちですが、流れるようになりました。
あれですね、排水溝のつまりが取れた感じです。完全にではなく、まだところどころつかえていますが。
以前の自分は上の記事にもあるのですが、気持ちを切り替えるのに将棋ウォーズをやっていました。
しかし、今はそれをしなくても気持ちの切り替えがやや出来るような感じです。パーセンテージでいうと以前の自分が30%だとしたら、60%くらいは自分の気持ちが流れるようになりました。
今の状態で、将棋ウォーズをやると、むしろそれに熱中してしまい、気持ちの切り替えがしづらくはなったのですが、何もやらない状態でも気持ちの切り替えが出来たりするんですね。
これは自分にとってはかなり前進です。大げさに言うと何もしなかったら、気持ちの切り替えができず、家事にも支障がでており、部屋の片づけができない自分が、やや改善がみられたんですから。
しかし問題もややあります。それは僕にとってはアトモキセチンほど多動性が取れない気がするということです。
頭がしっかりして、注意力を増して行動をしやすくする、みたいな良い部分もありますが、じっとすることはやや難しくなりました。
アトモキセチンだと、80%は落ち着く感じがあるのですが、パーセンテージにあてはめますとだいたい60%くらいの落ち着きです。
まあギリギリ日常生活は送れそうな気がしますので、もう少し体に慣れさせてみたいです。発達の薬はどれもそうだと思うんですが、慣れるまでやや大変だったりするんですね。
アトモキセチンも最初のうちは数日寝込むほど大変でしたし、インチュニブもやや気持ち悪くなる感じがありますし、血圧を下げる作用もあるので、実は継続的に飲まないと気持ち悪くなる薬でもあるんですね。
飲んでもやや気持ち悪くなるのですが、飲まなくてもそれとわかるくらいの不調が来ます。そもそも医者の指示なしに薬の中断はしてはいけない薬ということらしいのです。
まあいきなり血圧を下げる薬をやめたら体もびっくりするだろうということなんだと思うんです。ネットにも副作用がひどい人がいましたし。まあ一日一日を頑張るしかないですね。頑張りましょう。
さて、現在就労支援事業所に通所しているんですが、そちらの方たちの計らいで、現在社会復帰に向けての実習に参加することができています。
1日目が終わって見て、けっこうな作業量をこなしつつ、一人一人とコミュニケーションをするのがいささか疲れました。
少人数の事務所での実習ですので、どうしても一人一人の方とコミュニケーションをしないといけないのですが、正直、窓口を一人に絞ってほしいなと思いました。
まあ、どの人も仕事を持っているみたいで無理なんですけど。
その他気になったところは、自分は今服薬していて、体調が万全ではないこと、血圧が下がる薬を飲んでいるので、動きが良くないことがあるんですけど、それをきちんと伝えないといけないと思いました。
まあ当然なんですよね。ただこちらが面談で伝えていた内容が思ったより現場におりてきていないということを感じました。だから改めて伝える工夫は必要だなと感じます。
全体的な印象としては、普通の職場に発達障害の人が参加するのは結構ハードルがあると思いました。
当然ながら、一般的な職場の価値観では仕事はできてあたりまえですし、仕事をするのが目的なので、そこに障害者という厄介ごとが来てしまうと、職場の雰囲気が悪くなることも十分考えられます。
そのうえで、障害者雇用を成功させるためには、障害者を雇うメリットを考えてもらうことが必要なのではないかと思いました。
その実習先では、一人一人の方たちが、いくつもの案件を抱えていて、働いていらっしゃるようなので、そういう職場の方は、もしかすると「一つ一つの案件が違うように、一人一人の発達障害者が違っていることを理解してください」といえばわかってもらえそうな雰囲気です。ちょっと試してみようかなと思いました。
また発達障害側の独特さがあると思います。正直、発達障害の特性そのものは多くの人が持っています。しかし特性がある=障害者になるということではなく、さらに生活上の問題、学校や職場の問題があってはじめて、診断されると思います。
ですので、発達障害者というのは、発達障害を持っていて、社会生活の困難さがある人たちのことです。ですので、名誉かどうかはわからないのですが、発達障害者のトップ集団だと思います。
だから、単純に発達障害の特性を持った人が職場に来る、という意識だけだと、お互いが困難さに直面しますので、障害者側でもわかってもらうための努力は必要だなと改めて思いました。
完全に私見ですが、具体的に、発達障害者はどこが問題かといいますと、性格面での障害があるかなという気がします。
まず、社会生活を行う上で自然な理解ができないので、どうしても人と軋轢を経験していたり、職場も辞めさせられたり、みたいな人が多いので、そういう積み重ねで、自分はダメだと思うと同時に周囲に対しても恨みやつらみ、どうせ誰も理解してくれないんだ、というようなネガティブな思いがあるのかなと思います。
なかなかそうなってしまうと問題で、心療内科などにかかることで障害者として認めてもらい、就労支援事業所(こちらは税金の補助があります)や認知行動療法などを使って、社会復帰していく道があるのかなと思います。
僕もそうした性格のゆがみがかなりある方なので、気を付けないとどんどんネガティブな思考になってしまいます。
そうならないためには自己対処としての予防が必要ですし、また周囲の働きかけによってそれが緩和されるなら緩和できるような配慮をお願いしていく、ことも重要なことだと思います。
そんなこんなで本日も実習をこなしていきたいと思います。