アマゾンウェブサービス(AWS)を勉強しよう!
アマゾンウェブサービス(AWS)をご存じでしょうか?
AWSはクラウドサービスです。PayPayみたいな外部サーバーとのやり取りが必要なアプリの処理をクラウドがやることが可能です。
つまり、サーバーですが、オンプレミス(AWS用語で普通の社内サーバーのこと)とは違い、簡単に容量、コア、メモリ量を増やすことができ、またサービスそのものも簡単に追加することができます。
この利点は想定以上の負荷がかかった場合、(例えばユーザーが増えた、メディアに取り上げられてアクセス数が増えた等)サーバーがダウンする前に処理能力を拡張することで、サーバーダウンを防ぐことができます
しかも使わなくなったらすぐにリソースを閉鎖すればお金がかからないケースが多く、ビジネスの展開と変化を早く行うことができます。
でもAWSって難しいんでしょ?
確かに勉強しないと使うことはできないと思います。それでもほかの言語系のプログラミングと比べて圧倒的には楽ではないかと思います。
なぜかというと、Jsonのような設定ファイルを書く必要はあるかもしれませんが、コーディングのようなめんどくさい作業はあまりないからです。
つまりAWSが提供しているサービスの中身を理解し、それをきちんと有効化と閉鎖の仕方を勉強すればある程度の規模のサーバーは作る事ができるからです。
昔はCentOSとかいじったことがあるのですが、セキュリティに難があったり、例えばソースからビルドなんてめんどくさいことをせずとも、AWSはシステムを導入すればそれだけで使えたりするケースがあり、要はデザインパターンのセンスや勉強が問われるわけです。
要はサービスとサービスの組み合わせでこれからはサーバーは作る事ができるということです。
最初からWordPressが入っているサーバーを契約することもあるかと思いますが、要はそんな感じかと思います。
もうすでにサービスが稼働できる状態で提供されるから、プログラミングよりも圧倒的に楽なんですね
AWS認定って何?
おすすめなのはAWS認定に挑戦することです
AWS認定はアマゾンが認定してくれる、資格のことです。名刺やHPなどで資格を持っていると示すことができます。
たとえばプロジェクトに入るにはこのAWS認定が必要だとか、AWS理解のある程度の目安になる認定なので取ることのメリットがあります。
全部で14の認定があり、初級から上位クラスまであります。また、認定は一度取ったら大丈夫というものではなく、3年後までに再度受験して、更新をしないと認定を失ってしまいます。
そういうわりと厳しい資格なので持つメリットがあるのだと思います!
一番最初に取る資格はクラウドプラクティショナーはいかがでしょう?半年程度AWSを扱っている人向けの認定になります。基本的なネット環境を構築する知識とAWSの知識が問われ、登竜門に位置する認定です。
ほかにもややそれを難しくしたものに、アーキテクチャアソシエイトの認定もあります(こちらは実務経験が1年が目安です)が、8月末で資格の内容が変わってしまうので、資格勉強はそれからでも問題ない気はします。まあ「現在の AWS のサービスおよびベストプラクティスに関する知識とスキルが確実に検証されるようになります。」( 試験の更新: AWS Certified Solutions Architect - Associate) となるので、やや難しくなるのでしょうか?
勉強方法いろいろあります
実務でAWSを扱っている人は問題ないと思いますが、そうではない人は本を読むか、教材を買ってみるのもいいのかもしれません。
Udemyなどの動画教材を安いとき(2000円くらいの時)に買うのもおすすめです。頭の中の知識も大事だと思いますが、実際ハンズオンで触ってみないとおそらくアーキテクトアソシエイトは合格は難しいと思います。
Udemyの動画教材ならば、無料枠を使って比較的簡単に、また廉価にAWSを構築する内容を教えてくれるでしょうし、そうしたことは受験にも大事だと思います。
本でしたら、「図解 Amazon Web Servicesの仕組みとサービスがたった1日でよくわかる」はおすすめです。中身はややネット構築に慣れている人向けですので、初心者は一週間くらいかかるかもしれません。